hanaten 謎バンブルのビー(バンブルビー感想メモ)(クソ長い)
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hanaten

ろぐそうこ 

バンブルビーを観た。何回も観た。最高。一緒に観てくれたギャラケツデリバリーサービスさんとも鑑賞以来たくさん語っているが、それ以外にもたくさん考えたアレコレをどこかに書き散らかしたい。TLに放ってしまうとまだ観てない人にネタバレになってしまうのでブログに書くことにした。50億年ぶりにログインした。

ここから下はネタバレなので観てない人はぜひ今は読まずに先にバンブルビーを観てください。バンブルビーを観ろ。

 


なぜバンブルビーが刺さったのか

私はトランスフォーマーシリーズは一切触ったことがなく、人外は好きだけど大きいロボットがたくさん出てくる作品には食指が動かないオタクだ。ロボットがメインの作品でちゃんと履修したのはメダロットくらい。みんなメダロットのアニメ観てね。

あと、基本的に映画は1回しか観ない。だがこの映画は最初に観てから1週間以内に3回見た。サントラも買ったしグッズも漁りだした。観てない時も思い出して観たくなってくる。なんなら今も観たい。一体何がトランスフォーマー未履修の私をこんなにも劇場に駆り立てるのだろう。

お察しの通り、万人向けの考察ではなく完全に自分の話なのでこの下に人の役に立つ情報は無いです。ご承知おきください。

 

    ノスタルジーがすごい

今作の舞台の1987年には私はまだ生まれていなかった。ロボット映画なんだからてっきり現代、いや未来的な雰囲気を纏っているものだとばかり思っていたのに、登場する機械や音楽は一昔前のもの。でも私が見たことある物も登場するし、聴いたことある音楽も流れる。懐かしさがすごい。私でこれなんだから、上の世代の人はきっともっとすごいだろう。完全に懐かしく思うように作られてる。忙しい現代に疲れている私は何度も1980年代に戻りたくなるというわけ。1980年代のブライトンフォールズに帰りたい。

 

    人外×少女

人外×少女はいい。お互いを特別な存在と思う種族の違う2人は尊い。チャーリーが傷つくのを見てキレて戦い出すところ、王道だがやはり最高だと思う。そうこなくっちゃ!と思う。赤ちゃんのようだったビーが突然チャーリーを守るスパダリと化すあの瞬間はマジで最高。記憶を取り戻したビーが私たちをギャップで殴ってくる。

公式ツイッターで「バンブルビーは戦いに傷ついてやさぐれている」と説明があった。そうだったのか。TF初見の私ではビーのやさぐれははっきり分からなかったが、少なくともチャーリーは結構やさぐれていた。やさぐれた2人が出会ってお互いをBring you back to life(主題歌)した物語なのだ。ビーは最後に一緒に行こう!的なことを言う。連れていけないと分かっていても言わずにいれなかったのかもしれない。だが自分を取り戻した2人は例え相手がずっと隣にいなくてももう大丈夫なんだ。尊い。

あとで過去作を一気に観たら、まぁ〜やんちゃじゃないですか。優しいけどね。口が悪い。記憶を失っているからでもあるけど、チャーリーにだけなんか優しくない?チャーリーと一緒にいるビーを司令官に見てほしい。私の推しコンビだから見てほしい。司令!私の推しコンビを見て!

 

    夢女にも刺さる

私は夢女だからそっちの意味でも刺さった。私のところにも記憶を失ったオートボットが墜落してきてくれたらいいのに。倉敷市の鷲羽山ハイランドでお好み焼き屋のバイトをしている18歳の私がビーと出会っていたら、瀬戸内海を舞台に繰り広げていたのになぁ〜。両手を挙げてしまなみ街道を走り、カバーにはポップタルトの代わりにむらすゞめを置くのだ。

 

    物語の要素としての音楽

劇中曲、Take on meはさすがに知っていたが、あとはThe Touchはなんとなく聴いたことあるかもしれない…程度だった。知らない曲ばかりだったがどれも名曲だし、映画のテーマを支える要素として音楽を入れてくれたのはリピートすることになった要因として大きかったと思う。チャーリーはハミガキエアドラムのシーンですぐ好きになった。ビーは喋れないけれど、ラジオの選曲を通して性格がだんだん分かってくる仕組みになっていて楽しかった。チャーリーが音楽を通してパパやビーと繋がっているのが分かった。この映画のサブテーマとして、音楽が物語に丁寧に絡めてあって素敵だと思った。すごい。

語彙力と説明力が欲しい。今QTFのショックウェーブのキャラソンを聴きながらここを書いている。気が散る。

あとは、サウンドトラックを買って、この曲映画のどこに使われていたっけ?というのが結構あったので、探しながら映画を見直すのも楽しかった。Nu Shooz I Can’t Waitが一番分からなかった。多分速度違反で警察に追いかけられると気づく直前の車内かな?

 

    ゴチャゴチャしてない

細かいところまで突き詰めてある物語が好きな人もいるだろうが、私は大まかなストーリーが分かりやすくゴチャゴチャしていない方が好きだ。昔合コンで知り合って何回かメシを食べた男が実写トランスフォーマーのDVD3作目まで貸してくれたけど、なんかゴチャゴチャしてそうだと思ってその時は結局観れなかったし次第に連絡も途絶えた。バンブルビーを通して基本設定を理解したので先週5作目まで全部見た。面白かったがやはり私にはちょっとゴチャゴチャしていたかもしれない。多分初見では観られなかったと思う。バンブルビーは私のような初心者にとってよき入り口だった。

この映画でちゃんと話に絡んでいるロボットは3体。登場人物は最低限。人間サイドの敵も組織の細かい描写はなくバーンズとパウエル以外はだいたいモブ。チャーリーが学校に行っているのかフリーターなのかも説明がない。誰それが地球に隠したナントカもない。でもそれでいい。とても分かりやすかった。観終わったあと、印象に残すべきシーンや登場人物がちゃんと反芻できた。もう一回観に行きたいと思えるちょうどいい情報量だった。

何回も見直すと推測できそうな細かい情報に気づく。若者が集まって陽キャが海に飛び込むシーンでメモが「同じクラスの誰々~」と言っていたりティナの名前を知っていたりしたし、ママと喧嘩したチャーリーはあと10か月で面倒を見なくてよくなると言っていた。チャーリーとメモは多分高校3年生で、今はおそらく夏休みとかの長期休暇中なのだ。

 

    蜂が好きだから

そう!!!!私は蜂が好き!!!!蜂蜜も好き!!!!ツイッターのアカウント名にもメールアドレスにも過去のサークル名にも蜂が絡んでいる。星のカービィのセクトニア様も好きだ。もちろん虫の蜂も好きだがモチーフ・コンセプトとしての蜂が好きだ。蜂という概念だ。分かってほしい。トランスフォーマーのキャラクターはもっとごつい名前ばかりだと思っていてなんとなく今まで興味を持つきっかけがなかったが、バンブルビーというタイトルを見て観たい!と思った。車のロボットにこんなに可愛い名前つけちゃうの?というギャップも刺さった。TFをちゃんと履修しだした今はみんなおしゃれでかっこいいと思う。バンブルビー以外だとスタースクリームがアイスクリームみたいでかわいいと思った。実写映画初見では一体どれがスタースクリームなのかよく見分けがつかなかったな。

 

    そもそもスピンオフにされる立ち位置のキャラを好きになりがち

私は主役ではないキャラクターが掘り下げられる系のエピソードが好きで、主役や出番がいつもたくさんある人よりたまにスポットライトが当たるような立ち位置のキャラを好きになる。どちらかというとマイナー寄りだけど全然出番がないわけじゃないみたいな。面倒くさいオタクだ。いつもオートボット代表のオプティマスを支える役割だったビーが主役でスピンオフされるという状況がもう嬉しい。司令や他のオートボットたちもきっと喜んでくれたのだろうと思うとニコニコしてしまう。みんなで上映会してほしい。一方スタースクリームは自分のスピンオフでないことにキレていた。

 

    周りにTF沼の人がたくさんいる

私はよく人外ジャンルをウロウロしていて、TF好きな人が周りにいっぱいいる。好きなものが共通している人の中にTF勢がいるということは私も好きになる可能性は十分にあるのだろうとはかねてからうっすら思っていた。バンブルビーが刺さった話をしたらいろんな人に話しかけてもらえて、おすすめのシリーズを教えてくれたりして嬉しかった。

初代はほのぼのしているのでおすすめですよ!と言ってくるフォロワーと、初代がほのぼのしていると思ってる地球人はだいぶ正気を失っていると警告してくるフォロワーがいた。笑った。ここにはみんながいた。安心して飛び込めると思った。

 

その他

・泥臭いバトルが最高

ビーの考える前にとにかく次から次へ体を動かしているような闘い方が、大変泥臭くてかっこよかった。背負っているものの大きさや絶対に負けられないという思いが伝わってきて、胸に来るものがあった。相手の武器を相手に刺して爆破。背が高い相手の膝を狙い、膝をついたところを棒で殴り落とす。分が悪い相手に対しても諦めずに必死に食って掛かり、どんな手段を使ってでも最終的には絶対に殺す!!!トリプルチェンジャーみたいに機能が優れているわけではないけれど、気合と根性で勝ち抜いてきた歴戦の戦士なんですねえ…。ドロップキックの鎖を引っ張るところなんか、オラアア!って声が聞こえてくるようだった。無言だから逆に怖い。

個人的には体術だけで言うとドロップキックはそんなに洗練されていない印象を受けた。シャッターは怖かった。シャッターに勝てたのは主人公補正だと思った…。

 

・翻訳

いつも洋画は字幕派だが今回は吹替もよかったと思った。字幕は表示時間と文字数の制限があるのでどうしても伝わりきらないニュアンスがある。吹替翻訳がいいと思ったのは、チャーリーがビーを撃って蘇生するシーン。字幕版では、兵士たちが最初にビーを捕獲するために使った電気銃を覚えていないと、なぜチャーリーがそこに置いてある銃でビーを蘇生しようと思ったのかがすぐに理解できない。その点吹替では「そこのスタンガンを取って」となっていて、引っかからない。

ドロップキックが鎖に巻かれる場面も吹替がよかった。字幕版では「こんな鎖で俺を…」のあとすぐ爆死したが、吹替版では「こんな鎖で縛っておけるとでも…」まで言っていた。つまりドロップキックは縛って捕虜か何かにされると思ったのであり、まさか四肢切断の上爆死させられるとは思っていなかったのだ。最初に会った時なぜ反撃しない?とか言っていたしビーのことを舐めくさっていたのだろう。記憶を取り戻したビーの容赦のなさがドロップキックの想像を凌駕していたのだと思うとちょっと面白かった。これは吹替版を見るまで分からなかった。

歌詞の部分は吹替版でも下に字幕が出てくるのだが、これが字幕版と違ったのも面白かった。Revenge! I’m mad! の翻訳は、吹替版では「お怒りだぜ」字幕版では「俺 怒った!」だった。吹替版は歌詞寄り、字幕版ではビーの言葉寄りの翻訳だと思う。ここは字幕版の方がかわいくて好きだ。

またシャッターのセリフ、Take me to your leaderといえば、地球人に接触してきた宇宙人の第一声としてお決まり(日本語でいうところの「我々ハ宇宙人ダ」)のフレーズだったが、これは友好的なふりをしているわざとらしさの演出だったのかなと思った。考えすぎかな。翻訳はどちらも普通に「あなた方のリーダーの所へ案内してください」的な感じだった。

あと翻訳に関しては、メモが初めてビーのトランスフォームを目撃するシーンのやりとり。確か英語では「This is…」「”He” 」かなんかだった(うろ覚えなので後で修正する)。これが字幕では英語版に忠実に「これは…」「よ」とされていたが、吹替では「これは…」「ビーよ」と変更されていた。おそらく日本語の口語において「これ」を「彼」に修正するというやりとりが不自然なので、変更したのだと思う。

吹替については、ビーの吹替は芸能人からの起用とかではなく木村良平のままで本当に良かった。もうなんか木村良平がすべてを解決してくれていた。サイバトロン星で軽口を叩く英語版ビーもよかったが、バーンズの部隊に追われるシーンのセリフなきうめき声は圧倒的に吹替版がよかった。最高だ良平。ありがとう良平。ブリッツウィングのせいで良平が早々に退場してしまうのはとても残念だ。崖に転がされる良平。他のキャストもすごくよかったと思う。土屋太鳳ちゃんも違和感なく、チャーリーのくすぶり具合に合っていた。碧ちゃんもあそこまで重厚な声も出せると知らなかったので驚いた。以前からバンブルビーは推しだったそうだが、シャッターがビーをどつきまわすシーンをどんな気持ちで演じていたのだろう。

 

QTF

ギャラケツさんに言われて気づいたが、トンネルの中で警察に幅寄せされて変形して逃げるシーンで一瞬QTFバンブルビーの形になっている。ファンサービスだろうか。嬉しい。

バンブルビーにはまった後にフォロワーに勧められて、サクッと見られそうだったのでQTFも観た。QTFのビーも大好きになった。なんてすっとぼけた奴なんだ。かわいい。この子ねぇ〜チャーリーって言うの!って司令とロックダウンに紹介してあげてほしい。

 

・除細動

ビーを何回もスタンガン銃で撃って生き返らせる場面は、心臓発作で死んでしまったパパとの対比で、ビーはちゃんと蘇生できたよということなんだね!よく考えたらあれはどう見ても除細動されてる人の動きだ。ナイス除細動!

 

・バックミラー

ビーとチャーリーの別れのシーン。カマロのバックミラーにはチャーリーと一緒に「Objects in mirror are closer than they appear」の文字が並んでいた。これは「バックミラーに写る物体は見た目より近くにあるから気を付けてください」という注意書きで、アメリカではこの文言の印字が義務付けられているらしい。特に字幕等では説明がなかったが、2人は離れているように見えても近くにいるよという車両芸だ。相手が女子だからできる描写な気がする。サムとは絶対こんなオシャな別れ方していないだろう。

ちなみに同じく車を使った車両芸であるティナの「U WISH」は字幕版では「うらやましい?」と補足があった。バックミラーのシーンは補足の字幕を入れてしまうと映画が終わった後の余韻が違ってくる重要な場面だからあえて補足しなかったのかもしれない。

 

・続編

映画のラストで、オートボットたちが地球にやってきていた。隕石みたいにガンガン落ちてきて正直迷惑すぎるが、物語の続きを予感させてくれる終わり方でよかった。監督のインタビューにはバンブルビーの続編でオプティマスとバンブルビーのバディ映画を考えているとあった。絶対観たい。そんなの観たすぎる。絶対に完成させてほしい。全員バンブルビーを複数回観て投資しよう。

 

おおむね書き散らかして満足した。バンブルビーを何回かリピートした後、アマプラに置いてあった実写映画を全部見て、その次にサクッと楽しめるということで軽い気持ちでQTFを履修したら、これに思った以上にハマってしまった。一番の推しはビーだと思っていたが司令が大好きになってしまった。何の説明もなく突然家に連れて帰ってオイルを垂れ流すのを黙ってじっとニコニコ見つめていたい。今はタカラトミー公式が「見る抗鬱剤」と紹介していたG1を履修している。サウンドウェーブだけが異様に有能なのが面白くて好きになった。QTFよりハマることがあるだろうかと思ったが歴史が長いだけあって沼の深さを実感している。おもちゃにも手を出しそうで怖い。以上、バンブルビーをきっかけにまさに車のような勢いで深すぎる沼に突っ込んだオタクの記録でした。恐ろしい映画だった。次は4DXで見るぞ。

 

4DXで見た。4DXで見るとロボットファイトのところで急に動きが激しくなるので気持ちが乗ってくる。やっちまえ!!みたいな気持ちになる。血祭りだ!

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